In News

”写真はサイトからおかりしました。”

今日はイギリスから明るいニュース、またちょっとびっくりしたことをお届けしたいと思います。

もう既にキャプテン トムのニュースは日本でも報道されたかと思いますが、100歳を前にした退役軍人のトム・ムーア大佐が自宅の庭を歩行器で100回歩くというNHS(英医療サービス/国民のほとんどがこの無料医療サービスを受けています。)への寄付チャリティーをおこないました。

いつもはコロナのニュースで、だんだんしかめっ面になるキャスターそして私たち視聴者ですが、このキャプテントムのニュースになるとみんなほっこり笑顔になります。

当初は1000ポンド(約13万円)の寄付金の目標でしたが、なんと彼の誕生日には40億円以上が募られたとのことです。(まだまだみんな募っているようです。)

彼が歩行器を使って、1歩ずつゆっくりを歩く姿には、私たちにたくさんの勇気を与えてくれ、感謝でいっぱいな気分になります。

あと驚いたニュースでは、ロックダウンが始まってすぐに政府はロンドン市内にあるエキスビションセンターを改装して、コロナ 患者専用の簡易病院にするニュースが発表されました。

このニュースを見たとき「ふーん、何か月かかることやら」と心の中で思ったものです。(とにかくイギリスの建築、改装工事は時間がかかる!)このエキスビションセンターはウェディングショーなどでも毎年開催されるので、行くことがあるのですが、かなり広くて大きい建物です。一度ウェディングショーのあと建物内を歩いてみたのですが、ウェディングショー以外にもいくつかの見本市が開催されていて、反対側の入り口にたどり着いたときには隣駅だった記憶があります。

病院は9日目にしてできあがりました。たったの9日!!!もちろん外観は既にあるにしても、この速さに驚愕。以前我が家の狭い風呂を改装した時、2週間半はかかりそのあとの不具合の調整も入れると

3週間はかかったのに(イギリス、あるある)。やればできるイギリス、と感心しました。

まだ先行きが見えないイギリスですが、みんながこうやって協力しあうことで、明るい未来が見えてくると思うのです。Stay Safe!